顔の“うっかり日焼け”防止テク
紫外線の強いこの季節、肌にとって恐ろしいのが“うっかり日焼け”だ。
「実は日焼け止めを塗っているはずの顔こそうっかり日焼けをしやすいんです」と話すのは、美容アドバイザーの米村亜希子さん。
どうやら日焼け止めの塗り方が問題らしい。
「日焼け止め(化粧下地)は、あご→鼻の下→鼻→頬→こめかみ→額の順に角スポンジで伸ばしてから押し込み、各パーツで1分放置するのがポイント。
こうして肌と一体化させれば、その後のファンデーションのヨレも防げるし、日焼け止めの塗り直しも不要です」
朝のメイクの時こそが勝負なのね! ついでにこんなホラーな話も聞きました…。
「意外と知られていませんが、チークのなかには紫外線に当たると色素沈着してシミになるおそれのある商品もあります。SPFの表示や、石油系色素成分(赤色○号など)の有無は確認した方がいいですよ」
コワッ。うっかり日焼けもうっかりジミも、メイクの時からしっかり防ぎましょう。
紫外線対策&美白ケアについて美の達人に聞いてきました!
4月、5月の紫外線量は、夏場と変わらないほど強いって知ってました?
夏になってから対策したのでは遅い! ということで美の達人たちに紫外線対策&美白ケアを緊急リサーチ!
まずは本誌で「オトナオトメ通信」を連載中の美容アナリスト、岸紅子さんに紫外線対策について聞きました。
「紫外線防止効果のある下地を使うなどの“守るケア”。シミやくすみにアプローチする化粧品での“美白のケア”。さらに肌の代謝を高める“体内ケア”。この3つのサイクルが基本です」
紫外線対策は3本柱でやるべきという岸さん。守るケアとしては化粧下地+ファンデーションでSPF値30くらいを目安にするといいとのこと。
その他にも年間を通して美白コスメを使ったり、代謝を高めるビタミンCやEを積極的に摂るようにするなど、日々の手入れが美肌を保つ秘訣だそうです。
もうひとりの美の達人は美容ジャーナリストの永富千晴さん。紫外線対策と美肌の関係について聞いてみました。
「紫外線対策をしている人としていない人では肌質まで違ってくるんです。透明感があってモチっとしてる。たくさんの女性の肌を見てきた実感ですね」
肌老化の原因の8割は紫外線によるものといわれているだけに、ダメージの蓄積が肌質にも影響してくるそうなんです。
紫外線対策は先手必勝! 将来の肌のためにも今すぐ始めてください!