親指で!唇の色に合うリップの選び方

自分に似合うリップの色、なかなか難しいですよね。

 

リップの場合、試し塗りもはばかられます。

 

今回は著者の実践している方法をご紹介します。

唇の色について

唇の皮膚は、とても薄く、その下の血液が透けて見えるので、赤く見えますが、皮膚の色は人それぞれなので、唇の色もひとそれぞれです。


リップに選ぶ色は、唇の色と並べたときに、違和感の無い色でなければいけません。そうでないと、不自然に見えてたり、顔から唇だけ浮いたような印象を受けてしまいます。

 

この唇の色を、鏡なしで、簡単に確認する方法があります。

 

唇の色を確認する方法

 次の図のように、親指が少し赤みを帯びるくらいにぎゅっとにぎります。

 

この時の指先の赤みが、血液+皮膚の色、つまり、あなたに合うリップの色です。

著者の場合は、少しオレンジがかった色の系統です。

実践してみて

 この方法のように、リップとこの親指の色を並べてみて、おなじ系統だと判断でき、特に違和感を感じなければまず間違いなく浮くことはありません。

 

系統を判断するには、色味が最大のポイントだと思います。

基準色にプラスする

 

この色味の系統に絞り、更に明度を調整することによって、なりたいイメージや季節感をプラスします。

 

明度の高い色…

 

イメージ:明るい、元気、華やか、若々しい

 

季節:春、夏

 

 

明度の低い色…

 

イメージ:控えめ、落ち着いている、シック、大人びている

 

季節:冬、秋

 

著者は、化粧品売り場でこのように親指の色を変えて、リップと並べることで、似合う色を選ぶようにしています。

 

自分に似合う色のリップの見分け方

 好みの色だなと思って買ったリップが、いざ塗ってみると似合わない!こんな経験、女性なら一度くらいはあるのではないでしょうか?

 

そこでここでは、自分に似合うリップアイテムを選ぶコツをご紹介します。

自分に似合う色の見分け方

色のタイプは2つに大きく分けると、青みがかった寒色系と、黄色みがかった暖色系にの2種類に分かれます。

 

人の肌も十人十色で、同じ肌色でも青みがかった肌色と、黄色みがかった肌色があり、上の画像の左側が黄色みがかった肌色、右が青みがかった肌色です。

 

そこで、ご自分の肌の色に合わせて、寒色系の肌なら寒色系のリップを、暖色系の肌色なら暖色系のリップを合わせるとしっくりなじみます。


 ここでピンクの口紅を選ぶと仮定してご説明します。下の画像はもとは同じピンク色ですが、左が黄色みがかった暖色系のピンク、右が青みがかった寒色系ピンクです。

暖色系のお肌の方は、黄色みがかったサーモンピンクを、寒色系の肌色の方は青みがかったピンクを選ぶとしっくりなじみます。同じように赤やベージュにも暖色系と寒色系がありますので、好みのリップを見つけたら、こまかな色味のニュアンスは寒色か暖色かで見極めるといいでしょう。


好みの色に合わない場合

そうは言っても、お肌が暖色系でも寒色系の色味がお好きだという場合もあります。そういう方は下地の色でコントロールしてみてください。最近は、お肌の色を整えるコンシーラーもお肌の赤味を抑えたり、逆に血色を良く見せるものなど種類が豊富です。ぐっと似合って見えるはずです。

 

口の大きな方や、厚みがある方は彩度を落とした色に

色が濃いとどうしてもそこが際立ちますので、顔立ちのはっきりした方で、口が大きめだったり唇が厚いのがコンプレックスな方は、すこし薄めか、ベージュベースのリップにすると、全体になじんで落ち着いて見えます。

 

おわりに

寒色、暖色で合わせる色合わせは、リップだけでなく、服や小物を選ぶ際にも役に立ちます。最初はこれは寒色、暖色のどちらなのか見分けるのに迷うかもしれませんが、慣れればすぐに見分けがつくようになると思います。

 

nanapi

 

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