好印象メイクの秘訣「幸せチーク」

 メイクで好印象を与えるポイントについて、メイクアップアーティストのYuryさんに伺ってみました。

「初対面の人に好印象を与えるには、健康的に見えること、清潔感があることが大切です。そこで、メイクのポイントはチーク。

 

 ほんのり赤みを帯びた血色感のある頬は、生命力を感じ、健康的でいきいきとした表情を与えます」

 確かに! チークがキレイだと笑顔もかわいくて、幸せそうに見えますね。どんなチークがオススメですか?

「クリームタイプとパウダーチークを重ね塗りして、リアルな血色を作ります。色は、フレッシュなピンクがオススメ。

 

 色を重ねるのでクリームもパウダーも同 系色のほうが肌になじみます。塗り方は、リキッドファンデーションを塗った後、頬の高い部分から楕円形に指の腹で軽く叩きこむようにクリームチークを塗ります。

 

 フェイスパウダーをつけた後、クリームチークをつけた場所の上に、パウダーチークをブラシでふんわりなじませます。ブラシに残ったチークをあごにひ とはけすると、顔全体の血色も良く見えます」

 チークのダブル使いすることで、発色も良くなるし、時間が経っても色落ちしませんよね! では、あわせてリップとアイメイクはどうすればいいでしょう

「アイメイクはあまり色を使わず、アイラインやマスカラを丁寧に塗ってナチュラルに仕上げます。リップメイクは血行が良く見える明るい色を。ベージュなどのヌーディなカラーは、フレッシュさが消えてしまいますから」

コレでメイクもばっちり! あとは、最高の笑顔で会話を楽しみましょう。

 

  web R25

 

アイメイクよりチークが主役! みんなしてる「仕込みチーク」ってなに?

 顔をかわいくするポイントって、アイメイクよりも実はチークなんです!

 

 そういえば、トイレで化粧直ししてる子をこっそりのぞき見しても、アイシャドウよりもまず、チークをお直ししてる子も多いよね。

 しかも!その塗り方には “仕込みチーク”というクリームチーク+パウダーを重ねるテクがあるんです。

 

 クリームを“仕込む”ことで肌と密着し、その上からパウダーを重ねることで発色が高まり、時間が経っても色落ちせずかわいい頬でいられる!というワケ。

そこで、もっとかわいい頬になるために、トレンドメイクに詳しいヘアメイクアップアーティスト、伊澤龍哉さんに伺いました。

「同じ色を重ねずに違う色を組み合わせることで肌なじみがよくなりますよ。例えば、先に仕込むクリームチークをヘルシーなオレンジに。頬骨の高いところを 中心に指で軽くポンポンと叩き込むようにのばした後、キュートなピンク色のパウダーチークをその上にブラシで軽くぼかすようになじませます。

 

 オレンジとピ ンクがほどよくブレンドされ、日本人の肌にぴったり合うコーラル系になります。少し日焼けした肌にはオレンジを多めに、色白ならピンクを多めにすると、バ ランスがいいですね」(伊澤さん)

 自分の肌色と似合う色をブレンドすることで、色浮きもしないし、肌もキレイに見えます!重ねるだけなのでとっても簡単、忙しい朝のメイクでも手間がかかりません♪

web R25 

 

目的や年齢も重視!自分に似合うチークの色の選び方

 メイクはするけれど、チークまではしない。そういう女性は意外と多いと思います。

 

 でもちょっと待ってください、チークは女性の顔をより美しく&可愛く見せるために、ものすごく重要なポイントなのです!

 

ほんのりと赤みのさした頬は、若々しさと健康の象徴。

 

 せっかくメイクをするのに、チークをしないなんてもったいないです。でも、実際するとなるとどんな色を選べばいいの?自分にはどんな色が似合うの?と悩む方もいるかと思います。

 

 そこで今回は、自分の顔に合ったチークの色の選び方のポイントをご紹介します。

 

チークの色の選び方のポイント

POINT<1> 顔の色で選ぶ

 

色白、色黒、黄色の強い色、同じ日本人でも肌の色は人によって様々です。そこで、自分の肌の色に合った系統の色を選ぶことも大切なのです。

  • 色白の人・・・ピンクやオレンジなど華やかな色が似合いますが、色味の濃いものを選ぶと肌に対して色が目立ちすぎてしまうので、薄めの色を選んだ方が合います。
  • 色黒の人・・・ベージュやブラウンなど、肌になじんでクールな印象のある色がおすすめ。ごく薄く入れるならコーラル系も映えます。
  • 黄色の強い人・・・いわゆる普通の日本人の肌色。ピンクやオレンジはもちろん、コーラルやベージュなどほぼ何色でも合います。

POINT<2> なりたいイメージで選ぶ

 

ひと口にピンクやオレンジが似合うと言っても、どちらの系統を選ぶかで顔の印象は全く変わってきます。

  • 明るくはつらつとした感じにするなら・・・明るめのオレンジや、オレンジがかったベージュなど。
  • きりっとしたキャリアウーマン風にするなら・・・落ち着いて見えるコーラルベージュや、ベージュに近いオレンジ系。
  • 可愛く可憐なイメージにするなら・・・ピンク系の中でもコスモスやベビーピンクといったフレッシュ感のある色を選ぶのがベスト。
  • 大人っぽくセクシーなイメージにするなら・・・コーラルピンクやローズ、赤みの強いピンクなど。

POINT<3> 年齢で選ぶ

 

当然ですが、年齢によって肌の透明感やハリは違ってくるもの。チークだけが浮かないようにするには、自分の年齢に合った色を選択することも必要です。

  • 20代・・・チークでより可愛く元気な印象を作りましょう。明るいオレンジやベビーピンク、パステルピンクなどフレッシュ感のある色がハリのある肌に合います。
  • 30代~・・30代以降は、チークで肌の血色を良く見せて、健康的で若々しい印象になるようにしましょう。赤みのあるピンクやコーラルピンク、フレンチローズなどしっかりピンク感を出しながらも少し落ち着いた色味がおすすめ。オレンジも、明るい色よりは深みのあるオレンジの方が合います。
コーラルベージュやベージュも落ち着いて見えますが、全体のメイクによっては老けた印象になる場合もあるので要注意です。

色を選ぶ際の注意点

 肌の色やなりたいイメージ、年齢などから使いたい色の方向性は絞られてきたことと思います。

 

けれど、色を決定する前に確認しておきたい注意点もあります。

 

 まず、そのチークの色が全体的なメイクの色と合っているかどうか

メイク全体の色を決めるのに、チークを中心に選ぶことは少ないと思います。たぶんアイシャドウや口紅が中心になると思うので、その色と合わせた時にどうかを確認しておきましょう。

 

 アイシャドウや口紅は赤やピンク系なのに、チークだけオレンジ系だったらアンバランスでちぐはぐな印象になってしまいます。

 次に、色は一色にするのか複数の色を混ぜて使うのかです。

 

一色で塗るとベタッとついてしまうことが多く、乗せ具合が難しいので、チークに慣れていないうちは、なるべく同系の濃い色と薄い色がセットになっているものを選び、薄い色を中心に頬に乗せるようにした方がいいです。

nanapi

 

▲上に戻る                          次へ ⇒