美肌に関する情報
今どきのナチュラル肌になる! BBクリーム“ざっと塗り”で超綺麗
“化粧水のあと、コレ1本”でベースメイクが完了するBBクリーム。今年もたくさん新製品が登場して、ますます充実していますよね。個人的にもかなり愛用しているのですが、知らず知らずに、厚ぼったくなったり、ムラになったり、ヨレたり…。
先日、メイクさんと美容談議をしていたところBBクリームの話になり、キレイに仕上がる塗り方について教えてもらいました。
それが、“ざっと塗り”。
コレが本当に簡単な塗り方なんですけど、パール一粒のBBクリームをとり、手のひらに広げます。そしたら、両頬に手のひらをのせ 内から外に向かって“ざっと”塗り、手のひらに余ったクリームを、額とアゴに“ざっと”塗るだけ。
目元や小鼻など細かい部分は、指先でのばして微調整する だけ。どんなに時間がかかったとしても、1分はかからないという、究極のワザ。
かなりの半信半疑だったのですが、試してみると確かにキレイ。最初に頬から塗ることで、カバーしたい毛穴や凹凸がツルンとするんです。BBクリームはのび がいいので、細かい部分もムラになりませんね。それに加えて、最後にフェイスラインを両手でアゴ先から耳に向かってなでると、顔と首の境目がなくなって、 よりナチュラルな仕上がり。
使う分量(顔全体でパール一粒!)さえ間違えなければ厚ぼったくならないし、仕上げにハンドプレスすれば、肌にBBクリームがフィットするので時間が経ってもヨレません!
で、もうひとつアドバイス。BBクリームの上にフェイスパウダーをのせるとややマットな肌になるので、何もしない方が、ナチュラル肌に見えます。
それに、化粧直しをする時も軽くティッシュオフして、BBクリームを足すだけで、もと通り!これからの季節にオススメのベースメイクですね!
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美肌力UP!新作美白コスメ選び方
美白コスメが発売ラッシュの今月。シミやくすみ、黄ばみなど悩みはいろいろありますが、目指すはただひとつ! “透明感のあるクリアで明るい肌”。そんな理想的な肌になるために、新作美白コスメについて、トレンドに詳しい、美容ライターの久保ナオさんに伺いました。
「最近は単なる、シミという部分的な美白というよりも、くすみ問題に着目し、多角的なアプローチで肌色問題をクリアにするというコスメが多いですね。
また、“エイジング美白”がスタンダードに。“保湿しながら美白する”ことが定着し、美白もさらにエイジングの領域に入ってきた印象があります。バリア機能 に着目してキメを整え、糖化に代表される黄ぐすみの問題など、エイジングの悩めるくすみをきちんとケアしてくれる、秀逸アイテムが続々と登場しています」
今年は、部分的な美白だけでなく全体の美肌力を底上げする、プラスαの機能がますます進化しているんですね。では、自分の肌悩みにぴったり合った美白コスメを選ぶポイントは?
「美白のスキンケアにはそれぞれ美白有効成分が配合されていますが、それがどのような成分かを基礎知識として知っておくことは必要です。トラネキサム酸、 アルブチン、コウジ酸、エラグ酸など、どの成分が自分の肌と合うのかというのが美白のポイント。
現実的には買う前にその相性を見極めるのは難しいですが、 そのアイテムがどういう効果を発揮するのか、テクスチャーや香りなど、使い続けるうえで自分の好みかどうか、トータル的に判断しましょう」
例えば、トラネキサム酸は肝班(かんぱん)、アルブチンはシミなど成分を知るのも手。まずは効果を感じやすい美容液から取り入れて、肌に合えばラインで使ってみるのが賢い買い方です!
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“朝のスキンケア”を変えるだけで、一日中、肌がサラサラ~
気温・湿度がぐんぐん上昇すると、汗や皮脂が滝のように流れて、せっかくのメイクもドロドロ、毛穴も目立ってもうイヤになっちゃいます。
毎年、毎年思うけど、やっぱり同じお手入れ法しかできなくて、失敗ばかり…。今年こそはくずれないように!
ヘアメイクアップアーティストの新見千晶さんに聞いてみました。
「メイクくずれのいちばんの原因は、過剰な皮脂。
皮脂を抑えるには、朝のスキンケアが大切です。なかでもキモとなるのが、化粧水です。たっぷりの水分を与 えながら、肌を引き締めることで余分な皮脂分泌を抑えることができます。
方法は、冷蔵庫でキンキンに冷やした化粧水をコットンにとり、パタパタとやさしく パッティング。とくに皮脂分泌が活発なTゾーンやあごは、しっかりと叩き込んで、肌を触って、冷たく感じるくらいまで続けましょう。
冷却効果で肌がいっそ う引き締まり、毛穴も目立たずキメも整います。肌触りのいい大判のコットンを使うと、肌に負担をかけずに気持ちよくお手入れができます。
また、ランチ後などのメイク直しの時は、余分な皮脂をティッシュでふき取ってから、ミストタイプの美容液で肌を引き締めてファンデをつけると、朝の肌に戻りますよ!」(新見さん)
なるほど~、化粧水を冷やすこととパッティングがポイントなんですね。
ところで、化粧品にも使われる「尿素」って汚くないの?
なんで『尿』の『素』を顔に塗って喜んでるのかサッパリわからない。美容にうとい立場から見ると不思議でならないが、いまや尿素入り化粧品は女性たちに大人気だ。
尿素とはどんなものなのか。気になって辞書を引くと、そこには、「人や動物の尿中に含まれる成分」とある。
でも、そんなものを肌に付けて平気なの? そこで、尿素と人間生活の関わりに詳しい大阪府教育センターの平田先生に話を聞いてみました。
「尿素はタンパク質などが体内で代謝されるときに発生する物質で、人体には無害なものなんですよ。化粧品に使われているのはその構造上、保湿性が高いからです。それに、現在市販されている尿素は、工場でアンモニアと炭酸ガスを化学合成して作られているんですよ」
なんでも、尿素の合成法は無機物から有機物を生み出すというかつては不可能とされていたもの。その研究が発表された1828年当時には錬金術の成功に匹敵する大事件だったのだという。
では、自分のオシッコから尿素を取り出せば、そこから化粧品を作り出すこともできるのだろうか。
「いえ。尿の中には尿素以外にもいろいろな成分が入っていますから、単純に煮詰めるだけでは純粋な尿素は取り出せません。そんなことをしなくても、尿素は園芸店で安く手に入りますよ(笑)」
つまり、オシッコはキレイじゃないからダメということ?
「それは違います。尿は体の中の体液を濾過して出てきますから、もともと汚いものではないんですよ。放っておけば細菌なども発生しますが、排出直後であれば、たとえそのまま飲んでも病気になったりはしないんですよ」
尿素ばかりか、『尿』自体が汚いというのも勝手なイメージなのだとか。尿素化粧品を愛用するみなさん、これまで誤解していてごめんなさい!
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そういえばコスメに使用期限ってありますか?
またもや巡ってきた紫外線の季節。そろそろ欠かせない日焼け止めですが、去年のがまだ残ってたなあ…これってまだ使えるのかなあ…と疑問が。そもそもコスメって、使用期限ってあるんでしょうか?
「製造してから未開封の状態で3年がコスメの使用期限だといわれています。だけど商品に製造番号はあっても製造年月日までは記されていないので、理想としては開封したらワンシーズンか半年以内には使いきりたいですね」とは美容ライターの増永由佐子さん。
「なかでも、口紅や乳液、クリーム、リキッドファンデーションなど、油分が多く含まれているものは油が酸化しやすいので、できるだけ早く使い切った方がいいでしょう」 (同)
色合いなどは新品のときと変わらなくても、油が傷んで肌に対する安全性が下がってしまうのだそう。クリームを使用する際は、雑菌が入らないためにスパチェラ(ヘラ)を使用するのも基本。
では、保存方法で気をつけることって? 一般的には高温&直射日光を避ける、といわれてますけれど…。
「さらにつけ加えるならあまり温度変化のないところがおすすめです。冷蔵庫で保管する場合も、使う際は出しっぱなしにせずに出したらすぐ入れる習慣を身につけたいですね」 (同)
なるほど、コスメって意外と(?)デリケート。やっぱり、日焼け止めは新調することにします…。
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